エフェクターの種類
エフェクターってご存知ですか?
日本語でEffectとは“効果”という意味になります。
直訳の意味とは少しずれるのですが、楽器の世界では一般的に音色を変える機械の事を指します。
エフェクターには、エレキギター・アコースティックギター用等、沢山の種類が販売されています。
また、ギター用のエフェクターのタイプですが大きく分けて、手のひらに乗るサイズのコンパクトエフェクター、
数種類のエフェクターを搭載しているマルチエフェクター、プロがツアー・レコーディング等で使用する高音質の
ラックタイプのエフェクターの3種類に分ける事ができます。
他の楽器やDTMで使うプラグインタイプのエフェクターもありますが、基本的な概念は一緒です。
それでは、どのようなタイプのエフェクターがあるのでしょう。
コンパクトエフェクター
その名前の通り、手のひらサイズのコンパクトなエフェクターです。色々なメーカーが沢山のタイプのエフェクターを出しています。これらを短いケーブルで繋ぎ合わせて音を加工していきます。
<メリット>・・・・ノブ・つまみなどを直感的に操作する事ができます。1台ずつ自分に必要なものを足していく事ができます。
<デメリット>・・・音色を保存する事ができません。それぞれの単体をシールドを使って繋げるので音質の劣化が出てくる場合があります。
マルチエフェクター
色々な種類のエフェクターが詰まった総合エフェクターです。
歪み系・モジュレーション系・空間系・ワウ/ボリュームペダル等様々な種類が1台に搭載されいます。
数種類のエフェクターを搭載しているので、この1台で色々な音の組み合わせを作る事ができます。また良い点でもあり悪い点でもあるのが、全てのエフェクターが、同一メーカーの物になります。
<メリット>・・・・・音色を保存しておく事が出来るタイプがほとんどです。その為、登録しておけば瞬時に好きな音が選びだす事が可能です。コンパクトを買うよりも値段的にお得。
<デメリット> ・・・1台に完結されている為、壊れてしまうと全てが使えなくなる恐れがあります。
ラックエフェクター
ラックにネジで固定するエフェクターです。コンパクトやマルチよりも大きくなり重量も増える為、持ち運びが大変になります。しかし、コンパクトやマルチより高音質な音が欲しい。等という人に向いています。
<メリット>・・・・コンパクト・マルチよりも圧倒的に音質が良いです。空間系のラックエフェクターはコンパクト・マルチ共に敵わないでしょう。
<デメリット>・・・大きく重いのでコンパクトやマルチに比べて運搬が大変になります。また、足元でコントロールする為のMIDIコントローラーが必要になります。
エフェクターの選び方
コンパクト・マルチ・ラック、それぞれに良い部分もあり悪い部分もあります。
選び方は、まずは自分が「欲しい音」を見極めるのが大切です。
好きなアーティストがどんな機材を使っているのか。等を研究してみても良いでしょう。
大人になってから、一時期コンパクトエフェクターにはまった事があり、大人買いという奴で。
同じのを2個買った経験があります。(ちなみに、BossのDD-3です。)
それでは、エフェクターの種類別をみてみましょう。
エフェクターの種類別
エフェクターの種類は、一般的に以下のタイプに分けられます。