オルタネイトピッキング(オルタネイトストローク)
オルタネイトピッキング(オルタネイトストローク)とは、英語のAlternate(交互)という言葉が元になっている
演奏奏法です。
名前の通りに、ダウンとアップを交互に行います。
この演奏方法は、ダウンピッキング(ダウンストローク)
だけでは、弾く事ができない速いテンポの曲を演奏する場合等に役立ちます。
オルタネイトピッキング
ギター用の譜面(TAB譜)では、右の図の様な記号で
“ダウンピッキング”とアップピッキング”が表される事があります。
基本的には、曲のリズムに合わせながら、“ダウン、アップ、ダウン、
アップ”と交互にピッキングを行います。
しかしフレーズの中で弾く弦が変わったり、3弦から1弦等の弦をまたいで演奏をする場合などには、ダウンピッキングを連続で行ったり、
アップピッキングを連続で行う等の不規則な動きになる事もあります。
オルタネイトストローク
主にコードバッキングをする時等の“ダウンストローク”と“アップストローク”を繰り返して弾く演奏方法を指します。
このような譜面を演奏する時に使いますね。
オルタネイトストロークは、基本的に腕の降りを一定に保ちながら演奏をします。
この、“腕の降りを保つ”ことにより、正確にリズムキープをしながら演奏する事ができます。
オルタネイトストロークをしながら、“空ストローク”と呼ばれる
“空振りを入れるストローク”も是非マスターしていくと良いですね。
オルタネイトピッキング(ストローク)のコツ
始めての場合、交互にピッキング
(ストローク)する事が難しかったりします。
特に“アップ”を行う時に弦にピックが引っかかったりして上手くいかない場合があります。
演奏する時のコツは、力を抜いて弾く“脱力”を行うことが一番重要です。
ピックを持つ力を出来るだけ、“力を抜いて弾いてみましょう”
また、弦に対して“ピック”の当て方を少し斜めにしてみると弾き易くなります。
また、ストロークの場合も真上、真下にストロークをするとピックが弦に引っかかりやすいです。
ピックの動きを斜めにしてみましょう。
丁度、自分の肘を軸にして扇形を描くように腕を振ってみると良いです。
他にも慣れてくると、指先だけ、手首だけ、または手首、指先を固定して腕の降りだけで弾く。等という方法もあります。
この方法は、僅かなタイミングを変える
事ができ、弾き方により“グルーヴ”感を代えたり音色を変える事も出来たりもします。
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