作曲をするコツ
「ピアノの前で五線譜を見ながら、頭を悩ませている」
「音大とか専門学校に通って音楽理論を勉強!」
「ある一種の才能を持った人じゃないとできない」
等と、難しく考えてはいないでしょうか?
実際、作曲をする際には難しい音楽の勉強が絶対に必要だ。
ということはありません。
ある程度の知識とコツさえあればどなたでも作曲をすることができます。
では、初めての曲作りに知っておいた方が良い幾つかのコツをご紹介いたします。
その1:曲のイメージを決めてしまおう!
どのような曲にするかイメージを決めます。
ポイントはどんな感じにするか?という事ですね。
漠然と音を鳴らして、
「あっ!このフレーズが良い!」
なんていう事もありますが、最初の段階では
ある一定の方向性を決めておくとスタートしやすいでしょう。
また、全体像も見えてきやすいですね。
それでは、どうやってイメージを決めると良いのでしょうか?
自分が今感じている事や気になっていること等、何でも対象になる事ができますね。
「今朝、食べたもの」
「昨日、飲みに行って聞いた話」
でも良いです。
あなたが感じた事全てが、作曲の対象になりますね。
その2:まずは1フレーズを思い浮かべる。
初めは楽器を持たずに、何か鼻歌などで1フレーズを作ってみる事をおススメします。
そしてそれを忘れないうちにメモをしておきましょう。
譜面に書いても良いですし、最近では小さいICレコーダーや、スマートフォンなどの録音機能なども非常に便利です。
最初の内は、楽器を持っていざ作曲!をしようとしても指使いや楽器の特性に縛られてしまい、
中々、思う通りのフレーズが生まれにくくなってしまいます。
まずは頭の中で自由に音を鳴らしてみると良いでしょう。
難しい様であれば、好きなミュージシャンが歌っている姿、弾いている姿を思い浮かべるのも良いですね。
そして、出来上がった1フレーズをモチーフにして発展させて1曲を仕上げていきましょう。
その3:構成を考えてみる。
まずは、曲の1番だけで曲の構成を考えて見ましょう。
ロック/ポップス等でよくあるパターンが(Aメロ、A`メロ、Bメロ、サビ)でしょうか。
ジャズ等では、“A-A-B-A”なんていう進行も良くありますね。
初めは自分の好きな曲がどんな構成になっているのか。を参考にしながら、
ざっくりとした形でも良いので決めてみると良いでしょう。
最初のメロディの次はどんなメロディが来て、雰囲気はどんな感じに変わっていくのか、
等と参考にしてみると良いですね。
曲を作りこんだり、編曲を行っていく時点で変わっていく事もありますね。
その4:まずは、1曲完成させる。
最初の1曲!!
初めて曲を作る時に、
「ジョン・ウイリアムズみたいに壮大で1時間くらいある交響曲をつくろう!」
とか、
「ジョン・レノンの曲みたいに、永遠に語り続けられるであろう曲を作ろう!」
と思っても中々大変です。
また、1曲できた!と思っても何か違う!?
と思い作りなおしたくなる。そんな事もあるかと思います。
「何曲か作り続ければ、その内1曲良いのができるのかな?」位の気持ちで作っていきましょう。
まずは、1フレーズ、1コーラス、そして1曲!
と順を追って完成に近づくと良いですね。
まずは形にする。という所から始めてみると良いでしょう。
作曲を楽しむ
如何でしょうか?作曲の方法はこの他にも色々とあります。
これから初めて作曲をしてみよう。という方は、是非、上の4項目を参考にしてみると何かヒントが得られるかもしれません。
音楽は作曲するのも演奏するのも楽しいものです。
是非、頭と心を自由にして作曲を楽しんでみては如何でしょうか?1曲出来上がるとそれは嬉しいものです。
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