パワーコード
エレキギターはもちろん、アコースティックギターでも使われる事が多いコードです。
基本的に一つのコードでは3つ以上の音が鳴るのですが、1音省略して2つの音で鳴らします。
このパワーコードは伴奏時などでリズムを刻む時に使われる場合が多いですね。
譜面では右の様に書かれています。
最初の小節では
5弦の3f(C=ドの音)
4弦の5f(G=ソの音)
を同時におさえます。
ギターのネック上を見ると右の様になります。
指の使い方は、5弦を人指し指、4弦を薬指
で押さえる方法が多く見られるのですが、
薬指の代わりに小指を使うギタリストもいます。
通常コードは、
a)Root音、
b)3rd(ルートから数えて3番目の音)
c)5th(ルート音から数えて5番目の音)
の3つの音で作られています。
パワーコードの場合、3rdを省いた、ルート音と5th音の2音のシンプルなコードです。
このため、音の響き方も普通のコードよりもスッキリとした音になります。
そして音にスペースが出来るので他のコード楽器の音と濁らない響きを出すことができます。
変形パワーコード
ちょっと変わった押さえ方で
この様なものがあります。
よくあるパワーコードの弾き方ではルート音が下になる場合が多いのですが、
5thの音を下にしてルート音を上にしています。
この場合、2音の音の音程差が、狭くなるので、通常のパワーコードよりも音の響きが密集した感じになります。
低音を響かせたい時、ロックギターのリフ等でよく使われます。
その他のギターコース、レッスン内容はこちらから