特殊奏法(タッピング/スイープピッキング)
ギターは通常、ピックという物を使って弦を弾いて音を鳴らすのですが、ピックを使わずに音を鳴らす方法や、独特な弾き方をする演奏方法が幾つかあります。
ここでは主な2種類の奏法(タッピング奏法とスイープ奏法)
をご紹介いたします。
タッピング(ライトハンド)奏法
日本ではライトハンド奏法とも呼ばれる“タッピング奏法”は、右手の人差し指、または中指等を使った
ハンマリング/プリングを行います。
主にギターソロ等で使われる場面が多く、見た目にもピックを使わない弾き方はパフォーマンス的要素もあります。
また、スタンリー・ジョーダン等が行う、左手と右手の4本の指を使った
“8フィンガー”と呼ばれる弾き方もあります。
譜面上では、右手で弾く音が“R”と表記する書き方があります。
スイープピッキング
スイープピッキングとは、1弦方向から6弦方向、または6弦方向から1弦方向に向かって、ピックを連続してダウンまたはアップして弾く演奏方法です。ピックの使い方が掃除のほうきの様に“掃く”(Sweep)事に似ている為、スイープ奏法と呼ばれています。
6本全ての弦を弾く場合もありますが、3本だけ、4本だけの場合もあります。
主にコードやテンションを意識したフレーズが特徴的です。
特殊奏法の効果
タッピング奏法、スイープ奏法、共に早弾きを行う場面でよく使われる事があります。
また、派手な印象を与える事ができる為、ギターソロ等では、“飛び道具的”な要素として使われる場合があります。
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