ヴォリュームペダル・ワウペダル
エフェクターではないのですが、ギターで使うペダルで、音量をコントロールするボリュームペダル。「ワウワウ」という音を出すワウ・ペダルがあります。
ヴォリュームペダル
ボリュームペダルは音量を変化する事のペダルです。色々なメーカーから様々なタイプが販売されています。
最小のボリュームをセットできる物もあります。
これによりソロ時・バッキング時等のボリューム調整が可能です。
また、ボリュームペダルの良い点は、ノイズをキャンセルしてくれる所が良いですね。
重さもいろいろあるので、選ぶ際には、割としっかりしたものが良いでしょう。
軽い物だと、踏んだ瞬間に安定が悪く横にずれていってしまいます。
ボリュームペダルの使い方
ボリュームペダルにはハイインピーダンスとローインピーダンスの2種類があります。
「FV500H」とか「FV500L」とかのH・Lが表しています。
「ハイ・ローって何が違うの?」 という所ですが、
通常、エレキギターからの信号は、ハイ・インピーダンスです。(アクティブピックアップを除く)
なので、ギターから直接ヴォリュームペダルに繋ぐのであれば、「ハイ・インピーダンス」の種類が良いです。逆にエフェクターの出力はローインピーダンスになっているので、エフェクターの後ろに繋ぐのであれば、「ロー・インピーダンス」が良いです。
上手く使わないと、音痩せをおこしたり、音質劣化になってしまいます。
使い方は、大きく分けて2通りの使い方があります。
1)【ハイインピーダンス】
エフェクターを繋ぐ前に、ギターから直接ボリュームペダルに通す。
この場合、手元でのボリューム操作が楽になります。今までピックを止めてギター本体のボリュームを調整していたのが、足元で操作が出来る様になるので、フレーズを弾きながら変える事ができます。
2)【ローインピーダンス】
エフェクターを通した後に繋ぐ方法。
この場合、エフェクト音も一緒に音量変化をさせる事ができるので、
トータル的なマスターボリュームとして使う事ができます。
また、アクティブピックアップ搭載(EMG等)のギターは出力がローインピーダンスなので、
ギターから直にボリュームペダルを通す時にもロー・インピーダンスを使うと良いでしょう。
ワウ・ペダル
こちらは少し古いですが、ジミ・ヘンドリクスで有名なペダルですね。
ロックギタリスト・ブルースギタリスト等多くのギタリストが使用しています。
音が独特な「ワウワウ」と喋る様な効果を得る事ができます。
要するにギターのトーンを0~10、10~0等を行ったものだ。と思ってください。
ワウ・ペダルの使い方
ワウの使い方には色々と種類があります。
1)テンポに合わせて弾く
楽曲のテンポに合わせてリズムを取りながら踏み込みます。拍の頭で踏み込み
「チャカポコ・チャカポコ」とリズムを鳴らしたりする方法です。
カッティング等でよく使われる演奏方法ですね。
2)フレーズに合わせて弾く
あるフレーズに合わせて徐々に踏み込んでいきます。踏み込むと高音域が強調されていきますので、より明るいサウンドになります。ソロを盛り上げたりする効果もありますね。
3)半止めで弾く
マイケルシェンカーで有名になった奏法ですが、「ワウの半止め」ですね。
ワウのスイッチを入れると低域がカットされます。また途中で止めることによりいつも以上に中域・高域を目立たせる事ができます。
4)効果音的に弾く
特に和音を鳴らさずに、パーカッシブな効果音的に使います。
一定のリズムを引き続ける事によって曲にグルーヴを与える事ができます。
如何でしょう。
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